今回タカラベルモント株式会社さんから『へループ専用チェア』が発売されるということで、福岡市博多区にあるタカラベルモントさんに、取材にお邪魔しました!対応してくれたのは、戦略企画立案室の松本さん。ヘアループ専用チェアの利便性をお話頂きました。
―まずは自己紹介をお願い致します。
松本:タカラベルモント株式会社の戦略企画立案室の松本と申します。理美容サロンで使う設備の企画開発を中心にさせて頂いています。
―なぜヘアループ専用チェアを作ろうと思われたのですか?
松本:ヘアループを導入されているサロン様から、ヘアループの施術がしやすいチェアを作って欲しいという要望があり、まずは「ヘアループって何だろう」と調べることから始めました。ボリュームアップエクステと言うことで、市場も増毛エクステなどが増えている認識があり、他のサロン様からも、チェアを作って欲しいとの声があったので、製作を進めることになりました。
―市場ニーズがあったってことですね。
松本:はい。専用品が無いので、一番使いやすいものが欲しいという声からスタートしています。
―なるほど。実際に作るのは大変だったと思いますが、どのくらいの開発期間がかかっていますか?
松本:だいたい1年くらいかかりましたね。打ち合わせは3回くらいして、製品化しました。
―一番苦労されたのはどの部分ですか?
松本:苦労したのは、ヘアループの施術性でしたね。施術者にとって、ヘアループの施術が一番行いやすい仕様にすることで、施術性を良くしようとしました。施術者が後ろから座って、施術を行なえる状態が、快適性を作るポイントでしたので、そのうえで、椅子の寝確度や、枕の確度を細かく調整していきました。
いろいろな体系の方が座られる美容室なので、どんな方でも、ベストな角度で寝られる椅子にすることが大変でしたね。
―それは大変そうですね。
松本:いろいろな技術者の方に来ていただいて、実際に椅子に座って、ああじゃない、こうじゃないと試していきました。男女や、大きい小さいなどの多くのケースを試して、ちょうどいい落としどころを見つけるのには苦労しました。
―ヘアループの現場で、腕を伸ばして施術しているので、腕が疲れるという声を耳にします。その問題解決になりそうですね。「ここが凄いぞ!ヘアループチェア!」ってありますか?
松本:私の一押しは枕部分です。当社で開発している歯医者さんの椅子の枕を使っています。非常に薄くて、頭がピタッと固定されるのに、長く寝ていても痛くならなくて快適です。
施術者もお客様の頭がぐらぐらなりにくく、施術がしやすいです。お客様も楽で、施術もしやすいと、両方を満たしているのが、おすすめのポイントです。
―歯医者さんでも使われているって安心感ありますね。その他のメニューに汎用性などありますか?
松本:リクライニングの角度が自由に聞きますので、ちょっとだけ倒して、カラーやパーマの待ち時間でくつろいで頂いたりと、普通の施術でも使っていただけます。もちろん、枕部分は簡単に外せますので、カットもこの椅子で問題ありません。
―私も実際に座ってみて、すごくリラックス出来ました。このヘアループ専用チェアは、多くのメニューで使って頂けそうですね。どうもありがとうございました!
問い合わせ:タカラベルモント株式会社 0120‐596-348
タカラベルモントさんのヘアループチェアページはこちら
https://www.tb-net.jp/products/multi/hairloop/
ご購入はタカラベルモント取り扱い代理店までお問い合わせください。
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